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2019.08.30

さて、これは何でしょう?

こんにちは。
奈良県桜井市でオーダーキッチンや家具の製作、販売をしている
「つくる」家具ショップ 島家具製作所のこうばスタッフTです。

 

オーダーキッチンがどんな風にできていくのか、工場でどんな作業をしているのか簡単ではありますが、少しずつお伝えしていくシリーズ。

今日は第3回。

さて、これはなんでしょうか???

お花やさんでみたことある感じですよね、リボンみたいに見えますが、カラフルさには欠けます・・・。

これはほんの一部で、色や太さもたくさんの種類があります。多い柄は、木目調や白や黒でしょうか。

 

 

正解は、木口にはる『木口テープ』とよばれるものです。

『木口(こぐち』とは、簡単にいうと材料をカットしたあとの切り口のことです。

  この木質が見えている部分を木口といいます。 

 ⇒木口テープを貼るとこうなります

 

第2回で、オーダーキッチンを構成する箱(ユニット)を作るための材料をカットする工程、『木取り』についてお話しました。(ブログ記事→『丁寧』の積み重ね)

木取りしたあとのパネルの木口は切りっぱなしなので、テープのような細い面材をの木口に貼付けします。

こうばでは、この作業を『面貼り』といいます。

 

島家具製作所では、キッチンを組立したら見えなくなる部分の木口も貼ります。

手間はかかりますが、貼らないとその部分から湿気を吸収してしまったり、水が浸透したりするようなことがあると、不具合につながる可能性があります。

また、木口処理をきちんとしておかないと、作業中や取付施工時になどに手を切ってしまうこともあります。

不具合なく長くお使いいただけるように、キッチンを支える土台となっている箱(ユニット)の材料から丁寧に作ります。

ひとつのユニットにつきパネルは、底板、天板、右側板、左側板と4枚あり、その木口貼りは1ユニットにつき12カ所は必要です。

例えば、オーダーキッチンで10個のユニットを作る場合、木口貼りは120カ所も必要になります。ユニットの数が増えれば、木口貼りの必要カ所はさらに増えます。

 

それを助けてくれるありがたーい機械が、面貼り機です。

工場を入ってすぐの、真正面に鎮座しております。

   裏側はこんな感じです。メカニカルでかっこいい☆中央の丸い円盤のところに、木口テープをセットします。

 

面貼り機のセッティング・調整をして、面貼りスタート!

     

差し込むと自動で流れていき、木口テープが貼られた状態で出てきます。

面貼り機があると、長い部材でも美しく木口テープを貼ることができます。

機械で面貼りができないものは、手貼りすることもあります。

 

木口テープを貼ったら、後処理があります。

 はみ出た分を切り落として、   

  余計な接着剤を取り除いて、

  角部分を糸面取りし

  最後にクリーナーできれいにして完成です。

 

 

この作業をすべてのパネルに行います。

日々、『丁寧』の積み重ねです☆

 

 

パネルの準備ができたら、次は組立といきたいところですが、組立までの工程がまだあるんです。

次回、こうばのブログでお伝えしますね!

 

 

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