オープンなセミアイランドタイプのキッチンのようですがコンロとシンクの配置が一列でもなく...L型配置でもないような...
少し上から見て見ましょう。L型よりもう少し角度が広がったヘの字型のレイアウトです。使い勝手や通路などを考慮した結果、決定した角度は約116°です。ワークトップ奥行きはシンク部で650、コンロ部で1100あります。コンロ部はワークトップの奥行きが深い分、イスを持ってきて作業が出来るよう、へこませています。また、出角箇所はデッドスペースにしないで扉を付け、リビング側から使える収納部分にしました。
キッチン側の扉はホワイトにしています。リビング側から見る印象とはまた違いますね。
フードには、「グリーンハイキ」を採用しています。見て頂くと分かるように、機器を天井や壁面の上方ではなく、コンロに近い部分に設置するタイプのフードです。グリーンハイキはコンロの間近から、煙やニオイ、気化した油を素早く排気します。煙や気化した油分の捕集率は99.8%とほぼ完璧です。排気能力はもちろんですが、機器が手元近くにあるので毎日のお手入れもしやすくいつも清潔に保てます。このタイプは整流板がガラスなので、視界をさえぎらず開放的なキッチンを実現します。
コンロ横は調味料用に、「引出し+インナー引出し」のユニットになっています。引出しには背の高いボトルを、インナー引出しには小さな調味料達を収納します。
シンクユニットはW1100の大きな引出しです。キッチンのレイアウト上、たくさんの収納を確保出来ないのでシンク下は細かく分割しないで、大きな引出しとしました。ザルやお鍋などの調理器具など大きさを選ばず収納することが可能です。
引出し1段目には包丁差しをセッティングしています。この包丁差しはサイズの調整が出来るので、引出しの奥行きに合わせてピッタリ納める事が出来ます。