W3640*D550*H500のTVボード。壁~壁にぴったりと納めた事例です。
壁~壁の納まりなので、パーツごとに並べて施工します。台輪、ボックスと順番に並べて固定していきます。
現在お住まいの住宅に設置なので、既存のコンセントが家具上に出てしまいます。家具左上に見える四角い白いプレートがコンセントです。ここから、テレビやデッキの電源をとると何本もコードが垂れ下がって見えるのが気になる、というのが一つお悩みでした。
これは内部に家具用コンセントを取り付けて解決。テレビやデッキの電源はこのコンセントを使います。デッキスペース奥にはコードを通したり、長さの余ったコードを束ねておいておける空間をあけてあります。家具内で配線が出来るので、天板上で線がごちゃごちゃせずスッキリとさせておけます。
天板奥に配線用の開口。テレビの後ろに隠れるので、目立ちにくいです。
配線終了後には開口にガラリの蓋をセット!同じナラ無垢で作ってるところがおしゃれです。蓋をガラリにしたので、空気の通り道にもなり、中のデッキにもやさしい構造です。
デッキ収納部の扉は格子扉にしています。家具のアクセントにもなりますし、内部が見えるか見えないかの感じも良いですね。格子の間はガラスになっていますので、ホコリも入りません。扉を閉めたままリモコンを使用することも出来ます。
テレビの左側壁にコンセントが見えますが、取るコードを限定したのでスッキリとしています。ブラケットライトに合わせて家具の割付もシンメトリーに。思い描いていたI様の理想がカタチとなりました。